四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(3月6日発表)

投稿者: | 2024年3月6日

トヨタ自動車(7203)

まずは自動車販売世界一であるトヨタ自動車(7203)のアメリカ市場への進出についてだ。同社のHPによると、戦前の同社創業期の海外進出は、国策に沿って中国大陸を中心に展開されたが、戦後も、輸出先の重点を、道路がしっかり整備されていない日本の道路事情と似ているアジアに置いた。

ジェイ・イー・ティ(6228)

2023年9月に東証スタンダード市場に上場した韓国ゼウス傘下の半導体洗浄装置メーカー、ジェイ・イー・ティ(6228)が3月4日、アナリスト向け決算説明会を初めて開催。2027年12月期までに売上高300億円(前23年12月期と比べ20%増)、営業利益45億円(同72.2%増)を達成するために取り組む成長戦略の骨子を発表した。

タムロン(7740)

スマートフォンの普及に押されて市場が急縮小しているカメラ業界でも、急激に収益性を高めている企業がある。レンズ専業メーカーのタムロン(7740)だ。2月8日に発表した前2023年12月期(2023年1~12月)決算は、売上高714億円(前期比12.6%増)、営業利益136億円(同23.3%増)と、営業利益、経常利益、当期純利益とすべての段階で2期連続の過去最高益を更新。営業利益率は19.1%に達した。